2020年06月12日

2020年第23週(6月1日~6月7日)

〈お知らせ〉
 兵庫県内では、先週に引き続き今週も、新型コロナウイルスの新規感染者及び陰性確認後の再陽性者の報告はありませんでした。
今後の第 2 波に備えて引き続き感染防止に向け、手洗いや咳エチケット、身体的距離の確保など、基本的な感染症対策を徹底してください。
 この感染症は、発熱や咳が初期症状ですが、安静と療養に努め、肺炎などの重症化を防ぐことが重要です。
状態が変化した場合には、速やかに、帰国者・接触者相談センター等に連絡してください。

兵庫県における新型コロナウイルスの検査及び陽性者の状況は、兵庫県のホームページにグラフ等で表示されていますので、ご覧ください。
>>詳細はこちら

また、兵庫県立健康科学研究所 感染症部のホ-ムペ-ジ >>詳細はこちら から、
新型コロナウイルスに関する厚生労働省、国立感染症研究所、兵庫県疾病対策課の情報がご覧になれます。


定点把握感染症

 ~感染性胃腸炎~
定点あたり患者数は、例年に比べて少ない状況で推移しています。

 ~A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎~
定点あたり患者数は、例年に比べて少ない状況で推移しています。


全数把握感染症

 ~梅毒~
 今週 7 人(先週 5 人)の報告があり、今年の累積患者数は 113 人となりました。
 性別では、男性 74 人、女性 39 人と男性は女性の約2 倍で、性風俗産業の利用歴が男性 33 人から、従事歴が女性 5 人から報告されています。
年齢階級別では、男性は 40 歳代 31%、20 歳代 22%、30 歳代 20%の順で多く、女性は 20 歳代 62%、10 歳代及び 40 歳代が各 10%の順で多くなっています。
 病型別では、早期顕症梅毒のⅠ期及び無症状病原体保有者が各 42 人、早期顕症梅毒のⅡ期が 27 人、晩期顕症梅毒が 2 人となっています。
 感染原因は、性的接触 103 人(異性間 82 人、同性間 8 人、不明 13 人)、原因不明 10 人で、推定感染地域は、国内 90 人、不明 23 人でした。


【兵庫県感染症情報センターより参照】
(2020年6月11日更新)