2020年11月27日
2020年第47週（11月16日～11月22日）
〈新型コロナウイルス感染症に関する情報 〉
兵庫県内の新型コロナウイルス新規感染者数は、今週 800 人(46 週 456 人、45 週 253 人、44 週 125 人)で、クラスターの発生もあり 3 週連続でほぼ倍増となり、県の判断基準は厳重な警戒を要する「感染拡大特別期」となりました。
地域的には、神戸市 207 人、西宮市 94 人、姫路市 92 人、尼崎市 85 人、龍野保健所管内 74人、伊丹保健所管内 72 人、加古川保健所管内 57 人、宝塚保健所管内 39 人、芦屋保健所管内 19 人、洲本保健所管内 18 人、明石市 17 人、加東保健所管内 9 人、赤穂保健所管内 7 人、豊岡保健所管内 6 人、朝来及び丹波保健所管内が各 2 人で、各年齢階級別では、20 歳代 151 人、40 歳代 134 人、50 歳代 124 人、30 歳代 98 人、60 歳代 74 人、70 歳代 71 人、80 歳以上 66 人、10 歳代 61 人、10 歳未満 21 人の順で多くなっています。
改めて、感染防止に向け、手洗いや咳エチケット（マスク着用など）、身体的距離の確保など、基本的な感染症対策を徹底してください。
この感染症は、発熱や咳が初期症状ですが、安静と療養に努め、肺炎などの重症化を防ぐことが重要です。
発熱等があれば、かかりつけ医や発熱等受診・相談センター（保健所）等に、電話で相談してください。
兵庫県における新型コロナウイルスの検査及び陽性者の状況は、兵庫県のホームページにグラフ等で表示されていますので、ご覧ください。
>>詳細はこちら
また、兵庫県立健康科学研究所 感染症部のホームページ >>詳細はこちら から、新型コロナウイルスに関する厚生労働省、国立感染症研究所、兵庫県の情報がご覧になれます。
定点把握感染症
～感染性胃腸炎～
定点あたり患者数は、例年に比べて少ない状況で推移しています。
～ヘルパンギーナ～
定点あたり患者数は、例年に比べて少ない状況で推移しています。
全数把握感染症
～レジオネラ症～
今週 3 人（先週 1 人）の報告があり、今年の累積患者数は 92 人と過去 5 年間の同時期と比較して多くなっています。
性別分布は、男性 70 人、女性 22 人、年齢分布は60 歳代 24 人、70 歳代 22 人、50 歳代及び 80 歳代が各 17 人の順で多く、50 歳以上が全体の 92%を占めています。
病型別では、肺炎型が 81 人、ポンティアック熱型が 9 人、無症状病原体保有者が 2 人で、推定感染地域は兵庫県内が 64 人、その他国内が 14 人、国外が 1人、不明が 13 人となっています。
感染原因として、温泉の利用など水系感染が 28 人、塵埃感染が 5 人報告されています。
【兵庫県感染症情報センターより参照】
（2020年11月26日更新）