2021年08月20日
2021 年第 32 週(8 月 9 日~8 月 15 日)
〈新型コロナウイルス感染症に関する情報〉
兵庫県内の新型コロナウイルス新規感染者数は、今週 3,663 人(先週 2,913 人、先々週 1,779 人)で、急激に増加し過去最多を更新しました。
特に 20 歳代が多く、また 50 歳以下が 94%を占めています。
本県では、感染急拡大が継続し、医療が逼迫しているとして 4 度目の「緊急事態宣言」(8/20~9/12)が発出されました。
これ以上感染を拡大させないためにも、会食や不要不急の外出の自粛、3 密の回避など、感染防止対策の徹底をお願いします。
兵庫県の「新型コロナウイルスに感染した患者の状況」が >>詳細はこちら から、また、感染急拡大により自宅療養者が増加しており、「自宅療養者の健康管理」及び「家庭内での感染予防のポイント」が >>詳細はこちら からご覧になれます 。
また、新型コロナウイルスに関する厚生労働省、国立感染症研究所、兵庫県の情報が、兵庫県立健康科学研究所 感染症部のホームページ >>詳細はこちら からご覧になれます。
定点把握感染症
~RS ウイルス感染症~
定点あたり患者数は今週 2.38 人(先週 4.68 人)で、減少が継続していますが、依然として多い状況が続いています。
県内 17 保健所管内中の定点あたり患者数では、朝来保健所管内が 10 人以上、赤穂及び洲本保健所管内が 5 人以上となっています。
直近 5 週間に県内の定点医療機関から報告された患者 3,902 人の年齢分布では、1 歳 26%、2 歳 23%、3 歳 18%の順で多く、0~3 歳が全体の 84%を占めています。
RS ウイルスを病原体とする呼吸器感染症で、2 歳までにほぼ全員が感染します。
乳幼児の肺炎及び気管支炎の重要な原因となっていて、特に心肺等に基礎疾患があると重症化しやすいといわれています。
手洗いやうがいを徹底し、乳幼児が呼吸器症状を示した場合は早めに医療機関を受診することが重要です。
【兵庫県感染症情報センターより参照】
(2021年8月19日更新)